
Adobe Expressを使った練習制作ページです。
Adobe Expressとは
Adobe Expressは、誰でもかんたんに魅力的なコンテンツを作成できる「統合デザインツール」です。
コンテンツ種類は以下の通り。
- ロゴやチラシなどの画像
- Instagramリールなどの動画
- PDF作成編集などのドキュメント
特徴は、最新UI/UXを採用し、PhotoshopやIllustratorなどの専門ツールに比べて直感的に操作可能です。
最新の生成AI技術にも対応されます。
ブラウザベース、モバイルアプリ(近日))で利用できます。
利用にはAdobeアカウントが必要で無料体験版の期間使えます。
単体での有償契約プランもあります。
単体契約プラン(2023/12現在)
- 月額プラン料金:1,078円
- 年間プラン料金:10,978円
Adobe Expressで作成した画像は、AdobeのCloud経由でPhotshopでも共有して編集できる。
制作例
肉の画像にワインを足してみる
概ね3ステップで完了できる!
- 肉画像を取り込んで「生成塗りつぶし」を選択する。
- 生成プロンプトに「ワイン」と入力し、場所をブラシで適当に(雑に)なぞる。
- 生成ボタンを押して10数秒待つ。



ワイングラスの透過もできておりキレイな仕上がりと思いました。
テンプレート画像にPOPを入れてみる
概ね3ステップで完了できる!
- 画像(好みのテンプレートでも十分)を選択して「効果」を選択する。
- 好きな効果を選択し、テキストを選択する。
- 好きなテキスト(テンプレートからでも十分)を選択する。



人物はそのままで背景だけ変えたい場合、消しゴムで消して別のテンプレート背景を選択、色を薄くして3アクションで完成する。

Photoshopほどの細かい調整をしたくないがキレイなものが欲しいときに、テンプレートを活用できれば簡単で便利(オール自作にこだわらないことが重要)です。
所感
Adobe Expressは、毒か薬か、それとも魔法か。
生成AIはいわずもがな、アプリとして簡単さが極限まで追求されたすばらしいUIだと感じました。
ヘルプも検索もせず直感操作だけで難度の高い編集が完了します。
「マーケティングに時間を使いたいが、高度で面倒なツールを1つづつ覚えるのは難しい、目的は別の所にあるのでコンテンツ制作は簡単にやりたい」ような人には最適な魔法に見えます。
覚えた技術を手放すことになる人にとっては毒に見え、短期的には生活を危うくしかねません。
当面は、魔法をうまく取り入れられるかが鍵になりそうです。
現在の技術もかつて人工的に作成された毒であり、薬であり、魔法だったはずです。
生成AIは、うまく使うことで人の生活をより本来の自然なものに向わせてくれると思います。